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有機のお米や野菜を作る農家さんを見学。苦労も多いんですね。

今でこそ有機栽培お米野菜は、体にいいものとして知られていますが、有機を始めたり続けている農家さんは、色んな苦労を抱えているのですね。

ちょっとした機会があって、有機農家さんの見学をしてきました。

田んぼの稲刈りの様子や畑、ハウス栽培の様子を見せていただきながら、奥さんのお話を聞きましたが、色んな苦労をされているんですね。

それでも、使命感や誇りを持って有機農業を営んでいて、すごいことだなと感心させられました。

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有機栽培農家さんの苦労ばなし

主婦仲間数人で有機農家さんに見学に行った時、お話をしてくれたのはもう大きな息子さんのいる奥さんでした。

奥さんは、“農家の嫁”として嫁いできた方で、先代の方の苦労話もしてくれました。

稲穂

昔はどこも有機農業だった

(※奥さんが話されたこと以外にも、私の想像や感想も含まれています。)

化学肥料のなかった戦前は、言ってみればどこの農家も有機農業だったんですよね。肥溜め(こえだめ)という排泄物を集めておく場所があって、畑に使っていた時期もありますもんね。

それが戦後になり、アメリカの肥料や農薬が入ってきて、農家はそれを使うことを推奨されたのだとか。食糧難の中、どんどん作らなければならなくなったからでしょうか。

奥さんが嫁いできた頃、家の周りに雑草が生えていないことや、まるで小麦粉を撒くかのように素手で除草剤を撒いている方がいて驚いたんですって。

今なら、農薬や除草剤などが体に良くないということは広く知られているし、マスクをしたり手袋をしたりするのが当然になっていますけど、当時は農協も、そんな害については知らせていなかった(知らなかった?)んですね。

「子どもたちに安全な食べ物を残したい。」と考えた。

自分たちが子どもたちに残して行けるものは何か。「お金は使ってしまえば残らない。自分たち農家ができることは、安全な食べ物を残すこと。」そう考えた先代は、有機農業への道を選んだんだそうです。

その頃は、今のように有機野菜がもてはやされた時代ではありません。周囲の農家には、変わり者扱いされて、村八分状態だったそうです。

そういえば、『奇跡のリンゴ』の木村秋則さんも、自然栽培を成功させるまでには大変な苦労をされたんですよね。


それでも使命感を持って取り組んだ結果、今や有機野菜を求めるお客さんが買いに来たり、厳選素材の料理やお菓子を提供するようなお店の人がここの素材を使ってそれをウリにしたり、生協の有機コーナーに置かれたりして人気商品になっています。

こちらの息子さんは、小さい頃から有機野菜を食べて育ったので、農薬の使われた野菜を食べると受け付けないそうです。しっかり体の免疫機能が働くんですね。

ただ、私のような一般人は、いつもいつも有機野菜を食べられる状況ではありませんから、スーパーで売られている野菜を食べられない体になってしまうと困りますけれど(^^;)

でも子どもを持つ親としては、健康な体を作ってあげたいと願うのは自然なことで、子どもができたから安全な食に関心を持ち始めるお母さんって結構いらっしゃると思います。

私もそうで、自炊していた学生の頃なんて、「とりあえずおなかが膨れればいい」と思うくらいだったのに、子どもができてからは色々調べるようになりました。

有機農家さんの今後は・・・

有機野菜が良く売れていても、それでOKという訳にはいきません。有機栽培には手間がかかるので、維持していくのも大変だそうです。

特にお米作りは、お金も人手も手間もかかるんですって。

お米作りには段階がありますが(かなり大まかですが、「田植え」「稲刈り」「脱穀」「乾燥」など)、その都度、使う機械が違うので、何種類もの機械を用意しなくてはならないのだそうです。

この日は話題になりませんでしたが、ここの農家さんはアイガモ農法をしていたはずなんです。でもきっと、鳥インフルエンザの流行があって、止めざるを得なかったのでしょう。

アイガモたちに手伝ってもらえていた部分が、人手に変わり、その人手も年々減ってしまい、もうお手伝いに来てくれる人はいなくなってしまったと。

今年最後の稲刈りを見せていただきながら、「もうお米作りは難しい。」と話されていて、消費者目線では「うーん。もったいない~。」と思ってしまいますが、生産者としてはきっと、「続けたいけれど限界」状態なんですよね。

有機野菜を試食。感想は・・・

ランチプレート

その場でかじらせてくれた、もぎたてのとうもろこしの甘いこと!まるでフルーツのような甘さです。

小松菜も生でそのまま。クセがなくて火を通さなくてもサラダで十分おいしく食べられます。

ズッキーニもジューシーで、調理するのがもったいないくらい。ミニトマトも濃厚です。

予約をしておけば、有機素材のランチプレートをいただくことができるのですが、この日はもちろん予約済み。有機米のおにぎりや素材の味を生かしたお料理、デザートとコーヒーを堪能してきました♪

有機野菜が「いい」と言っても、やっぱり食べてみないことには。実際に食べてみることでその違いを実感し、納得しちゃいますね。もちろん採れたてなので更にポイントは高いです(^^)

農家さんの苦労も感じながら、有機野菜を楽しんできた一日でした♪

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