転校が一つのきっかけとなり、学校に行きたくないということがあるうちの子たち。
最近はそんなに頻繁ではないのですが、それでも時々、朝の準備がグズグズします。
そして今日は参観日だというのに、二人とも朝、「行きたくない」と・・・
参観日だから行きたくない、というわけではありません。一応理由はあったようです。
その理由は、二人とも前回と同じような感じ。
前回はこんな感じの様子でした。
⇒『2番目の子にも、心の危機が訪れた?学校を一日お休みして休息。』
⇒『学校に行きたくない、うちの2年生。その後どうなったか、続きです。』
⇒『言いたいことが言えない悩みで、子どもが追いつめられている時・・・』
上の子はまた、「なぜ?」「変だ」と感じることがあるのに、それを聞くことができない。仲の良い友達には聞けたけれど、その子はそのことについてはわからず答えられなかったみたい。
自分で先生に聞いてみればすぐに解決することなのですが、それができない。
私から見れば、熱心に子どもたちやクラスのことを考えている先生だと思っていますが、子どもにとっては怖いと感じたり、気軽に話せなかったりするのかもしれません。
だからと言って、どこかで勇気を出して自分の思っていることを伝えなくては、何も変わりません。解決しません。
この、自分で解決する力を、なんとか身につけてほしいものだと思います。
2番目も、朝は行きたくないと訴えました。結局は私と一緒に家を出て遅れて学校に行き、そのまま授業参観に参加したのですけれど。
こちらの直接の理由は、「お友達に足を蹴られたこと」でした。そして「嫌だ。」とも「なぜそうするのか?」とも聞けなかった。
わけがわからず、自分に悪意を向ける人がいるというなんてこと、今までなかったのですから(人数が少な過ぎて、「わけがわからない状態」というのがなかった。)、本人にとってはかなりのショックなのでしょう。
上の子も、2番目も、過去の環境を考えると、通らなければならない試練・・・なのかもしれません。
この状態がこの後2年も3年も続くとなると、過去のせいにはできなくなりますが、今はまだ環境の変化に対応する過程ではないかと私は考えています。
早く、問題なく登校してくれる状態になってくれるといいなあとは思いますが。
焦ってはいけませんね。期待し過ぎてもいけない。
時間が経てばすべての問題がなくなるなんてこともないですしね。転校していなくたって、人との関わりがある限りは色んな悩みが出てきたりするものですし。
とにかく、自分で乗り越える力を身につけて、たくましくなってくれたらなあと思わずにはいられません。