12月に入るとあっという間に月日は流れていきます。既に大掃除を始めている方もいらっしゃるかもしれませんね。
今日は、住環境アドバイザーの方が教えてくれる、2時間ほどの学習会に参加してきました。
内容は、『重曹&クエン酸』を活用した、掃除法についてです。
重曹やクエン酸はうちにもあることはあるのですが、ほとんど使えていなかったので、今回の話を聞いて、使ってみたくなりましたよ(^^)
先日、有益微生物の洗剤の記事も書きましたが(⇒『私が台所のシンク・ガスレンジ回りをキレイにできている理由。大掃除にも使える♪』)、ちょっとお高めですので、もっと費用を抑えて安全性の高いお掃除をしたい場合は、重曹・クエン酸を活用するとよいですね(^^)
重曹水・クエン酸水・重曹クレンザーの作り方
重曹・クエン酸の特徴や、暮らしのいろんな場面で使えるというお話をまず聞きましたが、もうすぐ年末大掃除なので、今回は掃除に関する部分を書いておきたいと思います(^^)
重曹もクエン酸も安全性の高いエコ洗剤と言えます。赤ちゃんやペットのいる家庭にも安心ですね。
まず、重曹水、クエン酸水、重曹クレンザーの作り方です。
<重曹水の作り方>
ぬるま湯(200ml)に、重曹(大さじ1)を溶かします。スプレー容器に入れておくと使いやすい。
<クエン酸水の作り方>
ぬるま湯(200ml)に、クエン酸(小さじ1)を溶かします。こちらもスプレー容器に入れておくと便利です。
<重曹クレンザーの作り方>
重曹とホウ砂、食塩を同量混ぜ合わせます。タッパなどの容器に入れておくといいですね。
掃除に活用しよう。重曹・クエン酸
◆油汚れに
グリルなどのベタベタした油汚れを落とすには、重曹クレンザーとクエン酸を使います。
※初めに、ドライヤーの熱風を2~3分くらい当てて油汚れを浮かせると良く落ちます。
- 重曹を固めのペースト状にしたものを塗り、その上からクエン酸水をスプレーしてすぐにラップで覆い、15分くらい置いておきます。
- その後、ステンレスたわしでこするとキレイになります。
◆鏡のくもりとりに
- 鏡に重曹を振りかけ、そこにクエン酸水をスプレーして塗り広げ、しばらく(15分くらい)置きます。
- 水で流してからタオルで乾拭きをする。
※ビニール製カーペットの油性マジックあとや、湯のみに付いた茶渋なんかもこれでキレイに落ちます♪
◆カーペットの汚れに
- ケチャップやソースなどをカーペットに付けてしまった時は、ティッシュやキッチンペーパーでつまむように取ります。こすらないように。
- ティッシュまたはキッチンペーパーを汚れの上に置いて叩くようにし、汚れが付かなくなるまで繰り返します。
- 汚れが隠れるくらいの重曹を振りかけて、クエン酸をスプレーします。
- 再びティッシュかキッチンペーパーを置いて叩き、汚れが付かなくなるまで繰り返します。
- ぞうきんで持ち上げるような感じで拭いた後、古歯ブラシで毛を立たせるようにしながらドライヤーで乾かします。
◆畳にできたカビに
タオルにクエン酸水をアクリルたわしにスプレーして、カビをこすります。
畳の水分はタオル等で拭き、ドライヤーで乾かしておくと安心。
◆窓ガラス拭き、網戸に
タオルにクエン酸水をスプレーして、窓ガラスや網戸を拭きます。専用のクリーナーを買わなくてもOK☆
重曹、クエン酸を使わない方がよいものは
◆重曹を使わない方がよいもの
アルミ、皮製品、畳、漆器(うるしはOK)、白木です。
◆クエン酸を使わない方がよいもの
鉄、人工大理石です。
重曹とクエン酸は、使わない方が良いものはチェックが必要ですが、家の中の様々な場所で大活躍します。
使い分けたり、一緒に使って効果アップしたり。掃除後の重曹水なども排水に流すだけで、排水口もキレイにするし微生物に影響がないので一石二鳥。安心して使えますよ(^^)
ぜひぜひ活用してみてくださいね♪