前回からの続きになります。
⇒『小学校は三学期が始まったのに、始業式後に2日欠席した不登校気味の2年生』
冬休みに入る前にも学校を休んだ日がありましたが、この時は確かに(少しですが)熱がありました。
でもその時も、気持ちが学校に向かっていないなと思える部分もあったんです。
その翌日、良くなったと思って登校したら、「保健室にいるので迎えに来てください。」と電話がきて早退しました。軽い熱と頭痛でした。
ああ、本当に調子が悪かったんだなあと、ハルに申し訳ない気もしましたが、体調が悪くて行きたくないのか、ココロの調子が悪くて行きたくないのか、判断がつきにくくて困ってしまうこともあります。
もしも本当に体調が悪いのに、それを信じてもらえず、一方的に「学校に行きなさい」としか言われなかったら、子どもは傷つきますよね。
だから一応、ココロの調子が悪いせいだろうと思っても、「行きなさい」と命令口調にはならないように気を付けます。そして理由は聞くようにします。
なかなか本音を言わないハルなので、それを引き出すのに少し時間がかかりますが、今回は「にらまれる」から行きたくないということがわかりました。
前にもそんなことを言って、学校から帰ってきた時に泣いていたことがあったのを思い出しました。
その場で見ていたわけではないし、そのにらんできた子に悪意があるのかどうかはわかりません。
だからと言って、「気にし過ぎじゃないの?」とは言えない。本人が嫌な思いをしているのは事実ですからね。ここを解決しなくちゃ、きっと行く気になれないでしょう。
結局、この日もハルは学校を休みました。
色々と話をし、ハルも少し落ち着いてきて、「3時間目には行く。」と言ったりしたものの、いざ家を出なきゃならない時間になると「まだ少し頭が痛い」と先延ばしになり、そのまま。。
まあ、ハルも言いたいことが言えたようだし、明日は行くと言っているし、次の日は行けるのではと思っていました。
そして、翌日。
朝のグズグズはなく、時間割を調べたりと、一応準備は進めているハル。
もしかして今日は行けるかも??と、思いましたが、あえて「今日は行けるの?」とは聞きませんでした。
ハルが準備をしているのを見て、アオも、「◯◯時には出て行こうね。」と言い、ハルも「うん。」と返事をします。ああ。行く気はあるんだ~(´▽`)
ランドセルを背負い、「行ってきます。」と2人で玄関を出ていく姿を見て、ホッとした私。
ああ。行った~☆
さて、次はヒロの番です。幼稚園バスの時間も迫ってくるので、準備を整えます。
ヒロもジャンバーを着て、帽子をかぶって、かばんを持って、靴を履き、まさに玄関を出ようとしたその時です。急に玄関の扉が開きました。
・・・・・・・?!
アオとハルが戻ってきました。ええ~っ?!
すぐに家を出ないと幼稚園バスに乗り遅れてしまうので、2人には「中で待ってて。すぐに戻ってくるから。」と言い残して、ヒロと一緒にバス乗り場まで向かいました。
それにしても、2人とも戻って来るとは。ふう・・・もうどうしたらいいの?(><)