色々とスケジュールの埋まってきている7月、8月。
カレンダーを見ていたら、8月11日が赤い文字で書かれた日・・・祝日だということに気がつきました。
ここはもう既に幼稚園も小学校も夏休みになっている時期です。どうせ休み中・・・という気持ちでいるためあまり気にしていなかったのですが、良く考えると、「あれ?こんなところに祝日なんてあったっけ?」と不思議な気分に。
実はこの祝日は、制定されたのは2014年ですが、施行されるのは今年からなのだそうです。
あ、祝日の名称は『山の日』です(^^)
なぜ山の日なの?なぜ8月なの?
いつの間にか増えた祝日、『山の日』。
祝日ってずいぶん簡単に増えるものなんだなあ~なんて思ってしまいましたが、本当はきっと様々な手続きを踏んで決められたものなのでしょうね。
特に一生懸命報道されていなかったり、関心を持って自分で情報を得ていないと知らないことってたくさんありますからね。
今回の山の日は、日にちの候補はいくつかあったみたいです。
他のほとんどの祝日は、その日にちであることの由来があるのですけれど、山の日はもともと「◯◯の日」「◯◯を記念した日」とかだったわけではないのですね。
(だから私は、「急に祝日ができた!?」と、不思議に感じてしまうのかもしれません。ちょっと似ている気がする「海の日」にも由来はあるんですよね。)
「山の日」を祝日にしようという動きは、日本山岳会など山の関係者の中ではあったようです。
その後設立された議員連盟の中で、「山の日」を制定している自治体、山岳関係者、自然保護団体などの意見を聞きながら、日にち等決めていったようです。
それが2014年の国会にて、衆議院・参議院の両会議で可決され、成立しました。施行は2016年1月1日からなので、実際に山の日が祝日としてお休みになるのは、今年からなのです。
「山の日」の日にちの候補としては・・・
- 6月上旬(山開きの頃)
- 海の日の翌日(連休にする目的?)
- お盆前(これも連休狙い?)
- 日曜日(振替休日と合わせて連休?)
この中で、お盆前の8月12日にしようという話が濃厚となったようなのですが、8月12日というと約30年前、群馬県の山中に飛行機が墜落した・・・という大きな事故があった日と重なってしまいます。
とても悲惨な事故だったため、記憶にある方、関係者の方はとてもお祝いできる気持ちにはなれないでしょう。
現場となった群馬県では「山の日」の日にちに関して、群馬県の議員・知事たちが変更を求め、日にちを変えて8月11日にしたという経緯があったとのことです。
こうして決まった山の日。
実際に施行されるのが今年からなので、まだあまり大きな話題にはなっていませんが、もっと日にちが近づいてくると、山にちなんだ話題とか登山に関する商品とかが大きく紹介されたりするのかもしれませんね。
そして来年からは、お盆前に休みが増えたことを考慮しながら、夏休みの計画を立てる方も増えるのでしょう~^^
子どもたちは夏休み中だし、夫の仕事も忙しくない時期だし、うちはあんまり関係ないですけどね(^^;)