我が家の換気口で、スズメがしばらく子育てをしていました。
ヒナの声が聞こえてから2週間くらい経った頃、ふと気づくとシーンと静かになっています。どうやら子スズメたちは巣立って行ったようです(^^)
一体何羽のヒナが生まれて巣立っていったのか、中が見えなかったのでわかりませんが、2日後に、巣があった換気口に近い隣の家の屋根の上で、スズメが6~7羽ほどチュンチュンと鳴いていたのを見かけました。
あれは、うちに巣をつくっていた家族だったのかな?
スズメの子育てと巣立ち
スズメの子育ては、今よりもうちょっと早い時期に始まります。だいたい3月~8月の間。年に1度だけでなく、2度のこともあるようです。
初めはつがいの親鳥が、巣材を一生懸命運んで巣作りを始めます。
巣材はわらのような植物の茎や葉、枯草だったり、羽毛だったり。巣が出来上がる頃には、柔らかい素材のものを運んでいるようですね。
うちでは巣作りの時は気づきませんでした。
考えてみると時々換気口辺りでガサガサっと音がすることもあったんですが、前に住んでいた家でそんな音に慣れてしまっていて、(山の近くのためか、そんな音は時々あったので)あまり気になりませんでした(^^;)
巣ができたと気付いたのは、「ピーピー」と小さく聞こえるヒナの声ででした。
一度ヒナが生まれると、常にピーピーと声が聞こえていました。親鳥がエサを持って戻ったらしい時には、ことさら大きな声で鳴いています。
子どもたちはその大きな声に、「ちょっとうるさい(笑)」と言うこともありましたけれど、基本的には「かわいい♪」と言って喜んでいました。
「鳥、飼いたい~」とか言ったり。スズメは野鳥だから買うのは無理ですけれどね。
ヒナがかえってから、だいたい2週間ほどで巣立っていくようです。うちのヒナたちもそのくらいでしたね。ある時からパッタリと音がしなくなりました。
ヒナは巣立ちの頃にはまだ上手に飛ぶことができませんから、一度巣から出てしまうとしばらくは地面や低い屋根などにいるんですね。物陰に身を隠しつつ、しばらくは親が運んでくれたエサを食べるのですって。
巣立ちの日の午後か、遅くても翌日には飛べるようになるようですね。
巣立ってすぐだけでなく、その後も天敵に狙われる恐れはありますけれど・・・仲間たちと一緒に、元気に大きくなっていってほしいです(^^)