中古住宅リフォームのお話、続きです。
前回のお話
⇒『リフォームの記録2:外壁と屋根の塗装』
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外壁・屋根の塗装が始まりました。
雨の日や日曜は塗装作業はしなかったりするし、正確には覚えていないのですが、多分塗り始めてから1~2日くらいのことだったと思います。午前中にピンポンが鳴りました。
玄関に出てみると、元大家さんです。「ちょっと確認したいことがあるのですが・・・」と。
屋根の色が予定と違う??
元大家さんが、「以前にお渡しした、屋根の色の見本はありますか?」「その中の○○という色でしたよね。」と言うのです。
見本は、今回の色々な書類と一緒にあるはずなので、そこから探して持って行きました。
すると、「やっぱりこの色ですよね。」と。ちょっと考えている様子。
どうやら、うちに渡してくれた色見本と、実際に塗装屋さんが持っている色見本が違ったことで、指定の色と違うものを塗ってしまったということのようでした。
例えば、うちが「モスグリーン」というのを選んだとします。で、塗装屋さんの色見本の中に、「モスグリーン」というのはなくて、「モスみどり」というのがあったとします。(実際にこんな名前はないでしょうけど^^;)
塗装屋さんは、「モスグリーン」は「モスみどり」の間違いだと判断して、「モスみどり」を塗った。・・・という感じでしょうか。
実際に塗られている色と見本の色は、やはり少し違うようなので、屋根の色を確認してほしいと言われました。
で、「これでもいい」となれば、そのまま塗装を続けるし、「これではダメ」なら、塗り直しますと。
うちは、そこまで屋根の色にこだわりがあって選んだわけではないので、あまりにひどい色でなければそのまま続けてもらうことになるだろうな~と思いつつ、一応確認しに行きました。
これがもし新築だったら、かなり思い入れを持って選ぶだろうし、「塗り直してもらう!」と意気込んだかもしれませんけれど(笑)
結局、塗装はそのまま続けてもらうことに
家の周りをグルッと囲ってあるシートの一部から中に入り、足場の階段を登り、最後ははしごを少し登って、屋根の色を見てみました。
ああ。確かにちょっと想像していた色とは違います。でも、これもありかな?って感じ。
塗装していた職人さんも手を止めて、こちらと元大家さんとのやりとりを見守っています。ちょっと神妙な雰囲気はありました。
どこでこういう事態になったのかはわかりませんが、「お客さんの注文した色とは、違う色を塗ってしまった」という事実があります。
職人さんはプロですからね。間違いを「すみませーん☆」で流せるわけもないですよね。
だからといって、人間ですから間違いもあります。
うちも、「こちらは客。お金払うんだからしっかりやってくれ。」という気持ちではなく、「作業してもらっている。きれいにしてもらっている」という気持ちの方が大きいので、文句を言う気もありません。
夫も確認した上で、「そのままで大丈夫」と、作業を続けてもらうことにしました。
今回は、そこまで色の違いがひどかったわけでなかったので、塗り直しはしてもらいませんでしたが、もしもこれが嫌いな色だったとしたら・・・
塗りあがった家の屋根を見るたびに、残念な気持ちになってしまったら、それはちょっと心の健康にも良くない気がします。
本当に気に入らなければ、はっきりと「塗り直しお願いします」と言った方がいいだろうなと思います。
家は頻繁に買い替えたり、リフォームしたりできるものじゃないですからね。
今回はそんなわけで、「塗り直ししたとしたら、その代金はどうなるのか」聞きませんでしたけれど、こういう時はお店側がもつんでしょうかね?