新型コロナウイルスの怖いところは、重症化すること。。
流行が始まった頃は、症状が出ない人や軽症の場合も多いということで、若い人がかかってもそれほど怖い病気ではないというイメージも少なからずありました。(もちろん、高齢者や持病のある方にとってはそうではありませんが。)
それが、持病がなくても重症化したり、その進行が速く短期間で悪化し死に至ってしまうケースがあることなどにより、恐怖感が増しました。
その重症化の原因として、サイトカインストームというのがあるとのことでした。
(⇒『新型コロナウイルスの重症化はなぜ起こるの?』)
そして、そのサイトカインストームを引き起こさないために有効なのが、「フコイダン」という成分ということも言われています。
フコイダン。聞いたことがあるかもしれませんが、これを取り入れるにはどうしたらいいのでしょうか?
フコイダンは、海藻類に多く含まれる
フコイダンは海藻類のヌメリ部分に多く含まれる成分です。
海藻類が、海の中で擦れるなどして傷ついた時に修復したり、引き潮で海水が減った時でも乾燥しないようにしたり、細菌などから身を守ったりするための成分なのです。
フコイダンは抗菌作用、抗ガン作用なども研究されていて、免疫細胞を活性化させたり、ヌルヌル成分が胃の粘膜と性質が似ていて胃腸の保護やピロリ菌を排除する作用があったり、過剰なアレルギー反応を抑制する作用があったり、血圧を低下させる作用があったりすることがわかっています。
フコイダンを多く含む海藻
そんなフコイダンを多く含む海藻には、モズク、メカブ、コンブ、アカモク等ホンダワラ類などがあります。
もずくというと、パックになって売っている「もずく酢」くらいしか私は思い浮かばないのですが、沖縄の方ではてんぷらにして食べたりするようですね。
そういえば、現時点で新型コロナウイルスの感染症者が1名も出ていない岩手県は、一人当たりの昆布の消費量が世界一なのだとか。
日本や韓国は欧米よりも致死率が低く、昆布等の海藻を食べる習慣があることも関係しているのかもしれません。
うちは、わかめのお味噌汁とか、昆布の佃煮をおにぎりの具にしたりして普段から食べてはいますが、もずくやめかぶも好きなので、食べる機会をも少し増やしてみようかな~と思います(^^)